新入生対象 渡嘉敷島キャンプを実施しました

5月中旬、新入生を対象とした、渡嘉敷島キャンプを実施しました。

 

この渡嘉敷島キャンプは、キリ学・キリ短各学科で名称が異なり、「マリンブルーとかしき 国立青少年交流の家(以下交流の家)」に宿泊し、あるときは学科別に、あるときは合同でプログラムが展開されます。新入生同士や教職員との親睦をはかるとともに、学びの研修や、平和について考える機会を持つ、本学伝統の行事です。

<参考:各学科のキャンプの名称>

・キリ学 英語コミュニケーション学科(以下英コミ)=「新入生オリエンテーションキャンプ」

・キリ短 英語科 = 「English Camp」

・キリ短 保育科 = 「フレンドシップデー」

 

 また、「学生会」のメンバーが、本キャンプの実施スタッフとして、新入生を率いました。

 

5月17日(水)はキリ学 英コミ1年次学生が先だって渡嘉敷島に入りました。あいにくの雨模様となった1日目ですが、交流の家の講堂で開会礼拝とともに、様々な研修を行いました。

 

2日目の5月18日(木)にはキリ短 英語科・保育科の1年次学生が合流しました。この日は梅雨の時期にも関わらず、快晴となりました。この日は各キャンプ合同のプログラム「海洋研修」があり、正に海びより!照りつける太陽のもと、カヌーやシーカヤック、海水浴を思う存分楽しみました。

その後は、交流の家の体育館で「キャンドルナイト」が行われました。

「学生会」メンバーが、後輩たちのために、誕生日のサプライズやダンス、フルーツバスケットなどのレクリエーションを用意。笑いの絶えない夜となりました。

 

3日目最終日の5月19日(金)も引き続き晴れとなり、さわやかな天気でした。

午前は各学科に分かれ、独自の学びのアクティビティが行われました。

午後には、合同の平和学習が行われ、本学第3代学長、金城重明名誉教授がお越しになり、「イエス・キリストとの出会い」と題し、ご講演下さいました。

金城前学長は渡嘉敷島のご出身で、戦時中、この島で集団自決を体験されました。そのあまりに凄惨な出来事から、その後歩まれた人生を通して、平和への想いが学生に伝えられました。この交流の家には、集団自決跡地があり、学生たちはその場に赴くプログラムも用意されています。「戦争の記憶の継承」もこのキャンプのテーマのひとつです。

 

同日夕方、閉会礼拝をもってすべてのプログラムが終了し、学生たちは元気に乗船し、本島に帰ってきました。今年度も大事なく、滞りなくキャンプを終えることができました。

 

 関係各位に心よりの感謝を申し上げます。

 

【お問い合せ】

沖縄キリスト教学院 学生課 098-946-1234

 

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