キリ学

 
私は同窓会に何が出来るか
 
沖縄キリスト教学院大学
沖縄キリスト教短期大学
同窓会長 譜久原 朝儀(7期生)  

 私が同窓会会長に就任して5年余、お二人の学長との接点が御座いました。スラッシャー学長と神山繁實学長です。両学長の思い出といえば、スラッシャー先生が、ネイティブな英語を生かして諸々の学内行事(例えば新入生歓迎、卒業式)に英語でメッセージを送られていたのが印象的でした。英語のキリ短そして保育科のキリ短で一頃名をはせた我が母校でしたので、私は先生の一貫した英語(翻訳着き)でのスピーチを大変歓迎しておりました。ユニークで大学の特色が出ていたのではないかと評価しておりました。又、神山先生は神学者らしく、キリ学の建学の精神を見直そうと学内における本来のあるべき姿を追求しているのが目立ちました。

 さて、同窓会活動においても、両先生とのつながりは活動の大小、時節を問わず続けて参りました。特に同窓会活動の活性化を図ろうと、卒業生のデータベースでの名簿作り、そして、在学生達との関わりを持つ事でした。名簿作りはまず、卒業生7000名余への往復はがき作戦でした。所在未確認で戻ってきたハガキ2千通余、難しさ痛感しました。本覧をお読みの卒業生が率先して、同窓会へコンタクトを取って下さる事をお願い致します。在学生との関わりは、新年会等に、学生会役員と同窓会役員(評議委員)、学校側スタッフ(理事長、学長、常務理事、事務局長)を交えて懇親会を続けてきました。2年前から新卒業生たちが同窓会活動に参画して来た事が何よりの成果でした。

  同窓会会員も昨年で12,534名の学生が学び舎を巣立ち大所帯になってきましたが、同窓会活動に携わる卒業生の数は一握りしかおりません。一昨年は就活のために東京まで行き、就活の応援と合わせて同窓生へのアプローチも行ってきました。同窓会関東支部を立ち上げるのが目的でしたが、まだ日の目を見ておりません。関東在住の卒業生の皆さん、よろしくお願い申し上げると共に皆様方の取り組みをお待ち致しております。

  去る6月1日の同窓会総会には、30数名の同窓生と学校側スタッフとの懇親会を持って賑やかに過ごしました。特に今回は保育科29期卒業の城間あさみさんが、脚本で短編ドキュメンタリー『ふじ学徒隊』製作に関り、その映画の紹介で製作スタッフと参加、また音楽担当の海勢頭豊さんも飛び入りでミニコンサートを開催してもらい、忘れえぬ総会にすることが出来ました。

  今、卒業生(同窓会会員)の皆様にご期待申し上げる事は、勿論、同窓会活動に直接的に参画して貰う事ですが、多くの方が厳しい状況にありますので、せめて常日頃から母校キリ学とキリ学同窓会に関心を持って、同窓会のホームページに同期の情報をお寄せ下さるなどして、間接的な参加をして下されば良いなと思っております。

  理事長はじめ、学長そして学校側スタッフの方々も沖縄キリスト教学院大学と沖縄キリスト教学院短期大学の発展のために日夜頑張っております。 同窓会会員に置かれましても、母校愛に目覚めていただき、何を母校そして同窓会に出来るか、ご一考頂きお力添えを賜りますれば幸いです。


 
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