国際化ビジョン
2019年5月9日
沖縄キリスト教学院「国際化ビジョン」
国際平和文化交流センター
1・沖縄キリスト教学院の「創立の理由」
かつて太平洋上の孤児と呼ばれた沖縄が、今日国際的な島として政治・経済・文化のあらゆる面で一大変化をなしつつあるのは実に不思議な摂理であります。
しかし複雑にして矛盾の多い現在の沖縄を国際的平和の島にするには是非ともキリスト教文化が基礎をなさねばならぬことは世界史が教えている真理であります。そこでわれらは新しい沖縄の建設に直面してキリスト教の精神を身につけた人材の養成が緊要であることを確信してこの学校の設立をしました。
2・沖縄キリスト教学院「国際化ビジョン」の策定について
沖縄は、琉球と呼ばれた時代より、地理的、歴史的な特性から、国際交流が盛んに行われた「万国津梁」の島々でした。近年は国内外からの観光客数の増加や、沖縄ハブ構想等、経済的な側面からも注目され、アジア・太平洋地域との持続的安定と平和に資する新たな国際交流の拠点となることが期待されています。そのような沖縄にキャンパスを構える本学は、本学院の「創立の理由」に則り、国際的に活躍する「Peace Maker」の育成を使命としています。
その使命を確固たるするものとすべく、「国際化ビジョン」を策定します。
3・沖縄キリスト教学院「国際化ビジョン」とその取り組み
小さな大学から世界に羽ばたく「Peace Maker」~学生の海外派遣促進~
国際的に活躍する「Peace Maker」育成のため、本学では、海外留学・海外研修を中心に、海外派遣プログラムを推進します。協定校をはじめとした世界各国の高等教育機関で学びの機会を学生に提供していきます。
また、在学中の私費外国人留学生等との交流等、学内外問わず、国内における国際交流の機会を広く学生へ提供し、国際感覚の養成を促進します。
学院全体で 2020年度までに奨学生定員20名の充足を目指します。
※2018年度実績 16名
また、2018年度5月に「海外協定校締結ガイドライン」を策定し、より円滑に協定等の締結が達成されるよう整えました。引き続き、新たな海外高等教育機関との連携についても検討します。
学院全体で、2020年度までに協定校10校実現を目指します。
※2019年度現在 9校
以上