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沖縄キリスト教学院大学・沖縄キリスト教短期大学
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2025 エコカレッジ支援事業参加報告
2025 エコカレッジ支援事業参加報告 私たちWLOサークルは,2025年11月2日(土),沖縄県主催の「エコカレッジ支援事業」に参加し,清掃活動のプレゼンテーション報告を行いました。テーマは「わした美ら島を未来へ - WLOがつなぐ小さな行動,大きな変化 -」です。メンバー4名が登壇し,これまでの活動実績と今後の展望について報告しました。 WLOサークル(We Love Okinawa)は,「沖縄を愛し,地域とともに美ら島の自然環境を守る」ことを目的に,2006年に本学で誕生した学生団体です。これまでに140回の清掃活動を実施し,累計で2,268.9kgのごみを回収しました。活動は海岸,道路沿い,大学周辺などで行われ,学生のみならず教職員や地域住民,教育機関など幅広い世代が参加しています。清掃を通して地域とのつながりが深まり,人と人との出会いが生まれる場にもなっています。 発表では,「拾っているのはゴミではなく,私たちの豊かな未来です。」というサークルの合言葉を紹介しながら,活動の中で生まれた小さな気づきや地域との交流エピソードを共有しました。ある子どもが「ゴミを拾うと空気まできれいになった気がするね」と話してくれた出来事や,参加者から寄せられた温かい言葉は,環境教育の意義を実感させるものでした。 また,WLOの活動が「おきなわアジェンダ21」の理念と合致し,学生主体のエコ教育・地域連携の実践例として位置づけられることを示しました。今後は清掃活動に加え,子どもや地域の方と協働する出前授業などへ活動を広げていく構想も発表しました。聴講者からは「学生の視点で環境を語る姿に感動した」「地域と教育を結ぶ新しい形」といった反響をいただきました。 今回の発表を通して,私たちは環境活動が「学びの場」であり「つながりの場」であることを再確認しました。今後も“きれいな沖縄だけでなく,誇れる沖縄を残したい”という想いを胸に,小さな行動を積み重ねていきます。
★2025年度エコカレッジ支援事業参加報告の様子★
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