【観光文化学科】学生プロデュースの模擬挙式を開催しました

【掲載日】2025-02-12

2月3日(月)、観光文化学科1年次が企画・プロデュースした模擬挙式が本学チャペルで開催されました。

この取り組みは、「フレッシュマン・セミナー」という科目の中で、「ブライダル特別寄附講座」の最終発表会として行われました。

「ブライダル特別寄付講座」は、一般社団法人沖縄未来人材育成ラボが、株式会社アールディ・フィールズ沖縄および沖縄ワタベウェディング株式会社と共同で開催されたもので、全6回にわたり実施されました。

学生たちが「OBOGが挙げたくなる学内チャペルを活用したウェディング」をテーマに、6チームに分かれて競い合い、「ローカル」、「リゾート」などのなかから今回は「LGBTQ+」をテーマにしたウェディング企画が選ばれました。同性婚を想定した挙式では、新郎新婦ではなく「新婦2名」がウェディングドレス姿で登場し、実際の挙式同様、緊張感漂う中、幸せな雰囲気に包まれた素敵な式となりました。また挙式後にはアフターセレモニーも行われ、参列者をもてなしていました。新婦役の他、エスコート役、音響、カメラマンなど、すべての役割を担当した学生たちは、何度も打ち合わせを重ね、リハーサルを行った結果無事に挙式を執り行うことが出来、終了後には安堵した表情を見せていました。

 

今回の模擬挙式実現に向けてご協力いただきました関係者の皆さま、ご参列いただきました教職員の皆さまに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

観光文化学科 平野学科長のコメント

「観光学は理論と実践が重要であり、理論を具体的事象や実務に応用できる能力が求められます。学生たちはLGBTQ+模擬挙式を通じて、教室で1年間学んできた知識やアカデミックスキルを実践に移し、互いに協力して多様な価値観を理解し、他者との共生を目指す経験ができたのではないかと思います。協力いただいた企業団体の皆様には学生の成長を温かく見守っていただき、心から感謝を申し上げます。」

 

■関連リンク

学生プロデュース 性的マイノリティのための模擬挙式【「OTV Live News イット」2025/2/3】

 

「LGBT」に寄り添う キリ学授業で模擬挙式 【琉球新報 2025/2/4】

 

沖縄の大学でLGBTQ+カップルの模擬挙式 大学生、多様性を重視し新しい形作る【沖縄タイムス 2025/2/6】

 

〈当日の様子〉