同 窓 会

沖縄キリスト教学院同窓会長挨拶

譜久原朝儀 同窓会長
沖縄キリスト教学院大学
沖縄キリスト教短期大学
同窓会長 譜久原 朝儀(7期生)
 

同窓会会長の挨拶

 

 2020年も明けて早5か月が過ぎ、通常であれば学校も新学期を迎えて新入生の姿が、晴れ晴れしい時期のはずが、新型コロナウィルスの影響でことごとく学園風景や社会の状況が様変わりしてしまいました。世界の国々へ感染が拡大して行ったコロナウィルスも、人類の英知で収束に向かいつつはある事は喜ばしい限りです。

 さて、同窓会会員の皆様におかれましては、我が国(沖縄を含む)過去2~3か月に置かれていた状況を振り返って見るにつけ、国からの強制力を伴わない外出自粛要請が発出され、その事に対し苦しい思いもありましたが国民がそれに耐え、そして、やっと、自粛要請が解除されるまでになり、その間ご健勝でお過ごしなられていた事と思います。

 学校側もウィルス対策には万全を期し、卒業式、入学式の縮小・取りやめ等を行い、今、やっと、ソーシャルディスタンスを取り入れつつ全面的な対面授業を行っているところです。

 我が同窓会も6月の同窓会定期総会を開催すべく準備を致しておりましたが、学校側や社会情勢と呼応して、2020年度の定期総会は中止する事と致しました。中止の理由は2019年度の事業報告等は2018年度の事業をほとんど踏襲したもので、又、2020年度も前年度を踏まえての事業計画ですので、あらかじめ往復はがきでご承認を取り付けた所でありご了解をいただきたいと存じます。ただ、今年の特筆する事業としては、①同窓会会員が学校内の一部を花壇畑に出来ないかと思案実行している事です。②は昨年卒業した同窓生達と来る8月2日に学校内で懇親会を持とうと言う事で卒業時に案内文書を手渡してあることです。②については、その実効性について開催会場との係わりで学校側とも話し合っている所です。

 ところで、私も同窓会会長に選任されて10年余が過ぎました。その間、キリ学同窓会も歴代役員(評議員)が活性化を唱え続けて来た事は申すまでもありません。その成果が見えつつある事として7,8年前から始めたキリ学の歴代学長や理事長他のスタッフ、そして学生会役員との交流を通して懇親を図って来たことです。 小さな大学ならではの身近な行動を実践して行こうという試みが如実に実を結び始めて来ております。

 新年度にあっては、学校側も去る4月より金永秀新学長が就任なされて学内が刷新されて行く事だと期待を致している所であります。同窓会も各評議委員の方々の継続性が同窓会の活性化につなげて行けているのではないかと自負しております。又、学校側との繋がりに於いても事務局を通して絶えずコンタクトを取ってもらい、学生の個別支援、学生の県外就職活動等への支援も成果を出しております。

 しかしながら、 何年も前から同窓会会長の若返りを希望し訴え続けております。同窓会会員の皆さんにも、卒業した後からの同窓会活動(評議委員)にも関心を持ってもらい、自薦、他薦でも結構ですので、同窓会長をお引き受けしてもらって、皆さん方のお力を発揮してもらえばこの上ない喜びであります。

 些細な事でも結構ですから同窓会の発展の為にご提案をお願い致します。又、学校側のホームページを利用して会の催しを告知して参ります。同窓会会員にはご都合を付けられてご参加方よろしくお願い申し上げますと共に、ご指導とご鞭撻も合わせてお願い申し上げます。

 最後に、キリ学も「建学の精神、キリスト教・沖縄・平和」に基づき学生たちへの勉学はもとより、学校側スタッフに於いてもその精神をしっかり見直そうと、2代前の学長を中心に取り組まれて、それが明文化されました。「建学の精神」が卒業生の心にしみわたる事によって、将来の沖縄に平和をもたらす「ピースメイカー」の役割を担える人材が輩出されて行くものと確信 いたします。

更新日:2020年6月16日