沖縄キリスト教学院大学・沖縄キリスト教短期大学
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WLOサークル 第13回 活動報告
WLOサークル第13回活動は、2008年3月8日、国頭村与那覇岳に通じる大国林道周辺で、「第5回大国林道クリーン作戦」と銘打って行いました。参加者はWLOサークル、琉球大学OB、野生生物保護センターの方々など総勢27名でした。林道沿いを歩いているだけでは、ゴミが少ないと感じていましたが、山の中に入ると捨てられていたゴミの多さに驚きを隠せませんでした。
2時間半で拾ったゴミは、粗大ゴミを除き26袋分で、その内24袋は空き缶やペットボトル、お菓子の包み紙など行楽後に出るゴミでした。しかし、それ以上に目立っていたものは、テレビや冷蔵庫といった生活からでる粗大ゴミでした。また、パソコンや洗濯機、タイヤやバッテリーなど常識では考えられないものも多く捨てられていました。回収作業は斜面でロープを使い行ったため、かなり困難を極めました。
空き缶やペットボトルを捨てた人と、テレビや冷蔵庫などの生活ゴミを捨てた人とではゴミの大きさに違いはありますが、ゴミを捨てたという行為に違いはありません。
今回、クリーン活動を行ったやんばるの森は多くの希少動物が生息する地域で、日本でも数少ない貴重な森林の1つです。このような森林に生きる生き物をこれからも残していけるようにゴミを「拾う」ことよりも「捨てない」という意識作りが必要になってくると実感しました。そして、多くのゴミは、リサイクルで活かすことができれば減ると思います。
最後になりましたがNPO法人やんばるの森トラスト、NPO法人国頭ツーリズム協会、日本野鳥の会やんばる支部、ゴミの収集作業は沖縄県北部農林水産振興センター森林整備保全課、国頭村役場などの多くのご協力をえて行いました。ここにお礼を申し上げます。今後ともWLOサークル活動にご支援ください。
次回の活動予定や活動報告もホームページへ掲載しますのでご覧下さい。
★第13回クリーン活動の様子★
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