2026年度 秋季卒業式が行われました

【掲載日】2026-10-08

 

2026年度 沖縄キリスト教学院大学の秋季卒業式が9月28日(月)に挙行されました。
本学での学びと友人との思い出を糧に、社会へ羽ばたく皆様の未来が実り多きものとなりますようお祈りいたします。
ご卒業おめでとうございます。

 

<告辞>

 

 沖縄キリスト教学院大学、英語コミュニケーション学科を本日卒業される皆さん、ご卒業おめでとうございます。

本日このように式典を持つことが許され感謝です。卒業生を物心両面で支えてこられましたご家族、ご親族の皆様方、おめでとうございます。また、友人の皆さんと共に心からのお祝いできますことを心より嬉しく思います。

 

 卒業生の皆さんは、ようやく、勉強、学びを終えることができるということで、ほっとしている人もいるかもしれません。しかし、本当に卒業をするということは、学びを終了させるということでではないと思います。学びは、結局一生のものだからです。
英語には、卒業を意味する言葉が二つあります。GraduationとCommencementという言葉です。特に米国では、卒業式のことをCommencementと言います。このCommencementは、「卒業」と共に「始まり」と言う意味を持っています。大学を卒業することによって、人生の新しい局面が「はじまる」。大学の教育を受けた者が、これからどのように新しい人生を歩み始めるのかという、出発の意味を感じさせます。

 

 また、人生は積み上げです。知識や経験もまた、積み上がっていきます。卒業生の皆さんが大学で学んだこと。友人に出会ったこと。教員との話で感じたこと。アルバイト。留学、海外研修で出会った人々、趣味、それらの何一つとして、無駄になることなく皆さんの人生を積み上げていくものであると思います。その他、辛かったこと、嬉しかったこと。嫌な経験、素晴らしい経験、感動したこと。学んだこと。交流をしたこと。そのすべての経験を背負って皆さんは新しい歩みを始めるのです。そして、この学び舎での経験に新しい積み上げをしていくのです。

 

 この4年という学生時代の歳月、その中で得た貴重な時間は、みなさんにとって何だったのかが、今から始まる社会でのあゆみに生かされることでしょう。

 

 内村鑑三という近代日本を代表する偉大なキリスト教思想家のことをご存知でしょうか。「一日一生」という書物を残した人です。内村はそこでこのようなことを言っている。

「一日は貴い一生である、これを空費してはならない。そして有効的にこれを使用するの道は、神の言葉を聴いてこれを始むるにある。・・・(もし、真摯に生きるならば)、よし敗北のごとく見ゆるも勝利たるやうたがいなし。そしてかかる生涯を終生継続して、一生は成功をもって終るのである。」

 

 今日の一日は、貴重な一生を作る1日でもあります。卒業される皆様のこれからの1日1日の歩みにイエス・キリストの導きとお恵みがあるように祈り、私の告示とさせていただきます。

沖縄キリスト教学院大学   沖縄キリスト教短期大学
学長 金 永秀