新入生対象 渡嘉敷島キャンプを実施しました
5月15日(水)から17日(金)にかけ、新入生を対象とした、渡嘉敷島でのキャンプを実施しました。
この渡嘉敷島キャンプは、「マリンブルーとかしき 国立青少年交流の家(以下交流の家)」に宿泊し、あるときは学科別に、あるときは合同でプログラムが展開されます。新入生同士や教職員との親睦をはかるとともに、学びの研修や、平和について考える機会を持つ、本学伝統の行事です。
<参考:各学科におけるキャンプの名称>
・キリ学 英語コミュニケーション学科(以下英コミ)=「新入生オリエンテーションキャンプ」
・キリ短 英語科 = 「English Camp」
・キリ短 保育科 = 「フレンドシップデー」
そして、本キャンプの実施スタッフは「学生会」のメンバーが担い、新入生を率いました。
初日の5月15日(水)はキリ学 英コミ1年次の学生が先だって渡嘉敷島に入りました。交流の家の講堂にて、開会礼拝とともに、本学第3代学長、金城重明名誉教授による、「イエス・キリストとの出会い」と題したご講演がありました。
金城前学長は渡嘉敷島のご出身で、戦時中、この島で強制集団死を経験されました。そのあまりに凄惨な出来事から、その後歩まれた人生を通し培われた平和への想いが学生に伝えられました。この交流の家には、強制集団死の跡地があり、学生たちが見学するプログラムも用意されています。「戦争の記憶の継承」もこのキャンプのテーマのひとつです。
2日目の5月16日(木)、キリ短 英語科・保育科の1年次学生が合流しました。
この日は合同プログラムとして、「海洋研修」が予定されていましたが、あいにくの悪天候のため、残念ながら中止となりました。その代わりとして、交流の家の体育館にて、スポーツ・レク大会が行われ、大いに盛り上がりました。
その夜は「キャンドルナイト」が行われました。学生会のメンバーが、後輩たちのために多くのレクリエーションを用意。特に学生会メンバーによる見事なダンスパフォーマンスは大盛況となり、笑顔の絶えない夜となりました。
3日目、最終日の5月17日(金)は学科ごとに分かれ、独自の学びのアクティビティが行われました。その後、閉会礼拝をもってすべてのプログラムが終了し、学生たちは元気に乗船し、本島に帰ってきました。
今年度も、滞りなくキャンプを終えることができました。関係各位に心よりの感謝を申し上げます。
【お問い合せ】
沖縄キリスト教学院 学生課 098-946-1234