観光文化学科の学生が 「第9回 ジャパン・ツーリズム・アワード」の学生代表審査委員を務めました

                                                                                                                 

    

 

 観光文化学科の渡嘉敷叶さんが、日本旅行業協会(JATA)主催の【第9回ジャパン・ツーリズム・アワード】の〈学生代表審査委員〉を務めました。

 

 〈ジャパン・ツーリズム・アワード〉は、一般社団法人日本旅行業協会、公益社団法人日本観光振興協会、日本政府観光局主催による表彰制度で、「旅のチカラ」の再生と持続可能性の確保につながる組織・企業・団体の取組を表彰し、優れたモデルケースとして社会に広く周知する事で、ツーリズムの発展に貢献することを目的としています。表彰式は毎年、世界最大規模の旅行の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」にて開催されています。

 

 渡嘉敷さんは、ジャパン・ツーリズム・アワードの各賞のうち、「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」の審査に、全国から選ばれた学生代表16名のうちの1人として参加し、「酒蔵から始まる、地方創生と日本酒ツーリズムの可能性を創る 酒蔵ホテル® 『KURABITO STAY』」と「『クセモノは地域のタカラモノ』 SICS サステナブルラウンジ」の2件を選出しました。

 

 表彰式は9月25日、ツーリズムEXPOジャパン2025(愛知県国際展示場)にて多くのご出席者様のもと、盛況に執り行われましたが、学生が選んだ取り組みのうち1件が国土交通大臣賞とダブル受賞になるなど、学生の審査レベルが非常に高いものであったとの評価をいただいています。

 

 

―渡嘉敷さんに今回の取り組みについて感想を伺いました。

 

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 今回、観光文化学科の平野教授から推薦をいただき、第9回「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」の学生代表審査委員を務めさせていただきました。

 

 今回の応募で印象に残っていることは、各企業が観光産業を推し進めると同時に、環境にも配慮し、持続可能な観光に向けた取り組みを行っているということです。ただ観光客を呼び込み、経済的な効果を得ることだけが観光の目的や効果ではなく、地域の自然環境や暮らし、課題に目を向け、観光によってその土地にどのように貢献することができるか、という視点の重要性に改めて気づかされました。

 

 また、様々な企業・団体の観光に関する取り組みを審査してみて、大学で学んだことの無い事例や、観光にまつわる専門用語を学ぶ事ができました。

 

 学外にでて活動してみることで、まだまだ知らない事がたくさんあるのだなという気づきがあり、改めて観光文化学科での学びを深めていきたいという思いが強くなりました。

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今後も本学では、教職員一同、学生一人ひとりの夢や挑戦をサポートしてまいります。