第11回 ビブリオバトル 開催の報告

【掲載日】2025-12-08

第11回 ビブリオバトルご報告  2025年12月4日 開催@ユニオン

 

 本学図書館主催のビブリオバトルは、今年で11回目を迎えました。

 学内の読書文化醸成を目的として始まったビブリオバトルは、年々、バトラー(発表者)のプレゼンとフロアーからの質問のレベルが上がっています。参加してくださった皆様、ありがとうございました。

 チャンプ本に選ばれたのは、観光文化学科1年次の比嘉心和さん『あした、死ぬかもよ?』でした。中学生の頃、お父様に薦められて読んだ本を、大学生になって改めて読み直したとのこと。「大学生活は4年あるけど、私たちの人生の時間はいつ終わるかわからない。あなたは、あと何年いきるつもりで生きていますか?」という問いかけに、会場中が考えさせられました。聞き手を惹きつける魅力的なプレゼンでした。

 英語コミュニケーション学科1年次と観光文化学科の1年次のフレッシュマンセミナーⅡクラスの予選を勝ち抜いて、ファイナルに進出した6名(各学科3名)の紹介してくれた本は、どれも大変魅力的な本です。ぜひ、読んでみてください。図書館でも展示しています。

 

以下発表順

・嘉数桜さん(観光)『おいしいごはんが食べられますように』高瀬隼子(講談社)

・新里怜花さん(英コミ)『神と科学 世界は「何」を信じてきたのか』

  ミシェル=イヴ・ボロレ、オリヴィエ・ボナシー(著)鳥取絹子(訳)(日経BP)

・比嘉心和さん(観光)『あした、死ぬかもよ?』ひすいこうたろう

(ディスカヴァ・トゥエンティワン)

・眞志喜千吏さん(英コミ)『わたしたちが光の速さで進めないなら』

  キム・チュヨプ(著)カン・バンファ(訳)、ユン・ジヨン(訳)(ハヤカワ文庫)

・平慶樹さん(観光)『落日』湊かなえ(ハルキ文庫)

・仲嶺友惟さん(英コミ)『渇愛 頂き女子りりちゃん』宇都宮直子(小学館)

 

 

図書館長  上原 明子