第7回OCU KIRIDAI-ALOGUESを開催しました。
【掲載日】2025-01-21
KiriDai-aloguesは、興味深いテーマでのトークを楽しみたい方にとって絶好のチャンスです。
2024年12月13日(金)のKiriDai-alogueは、ミルトス(ミルティアディス・ベラトリス)先生が取り組んでいる素晴らしい活動とミルトス先生の才能に誰もがインスピレーションを受けた素晴らしい講演でした。先生は、茶道についてのクイズ、茶道活動について、また最後にもう一つの趣味であるサーフィンについてお話しして下さいました。
最初のクイズでは、講話を聴きに来た学生や教員が茶道について、選択式のクイズで会場が盛り上がり、学生もリラックスした様子で講話に聞き入っていました。「茶道にちなんだ有名なフレーズは?」や「茶室はなぜあんなに小さく狭いのか」など、どれもとても興味深いクイズでした。特に茶室の狭さが表現しているものは、身分や主従関係が明確だった当時、茶室の中では全ての人が平等であることを示すために入り口を低くしているそうで、小さな茶室内で侍が刀を振るえないようになっているのだとか。
ミルトス先生ご自身の体験では、先生が偶然足を運んだ糸満平和記念公園でのティーセレモニーに国内外で有名なマスターがいらっしゃっていて嬉しさのあまり一緒に撮った写真を学生達に紹介していました。ミルトス先生も女性の師匠がおり、日々鍛錬し多くの茶会に参加しているようです。
茶道と同じく最愛の趣味であるというサーフィンは、ミルトス先生にとって、人生において欠かせないものだそうです。プロジェクターに映し出された沖縄のサーフィン仲間とサーフィンを楽しむ様子は、ミルトス先生の明るくとてもフレンドリーな人柄を表していました。
まだまだ時間が惜しい中、ミルトス先生は持参したお湯を茶碗に注ぎ入れ茶筅(ちゃせん)で抹茶を立てるという実演を披露し、教室にいる学生や教員は温かいおもてなしの心で包まれました。