2025年度後期公開講座「絵本の読み聞かせ×サウンド・アートワークショップ」を開催しました
地域こども保育学科は、10月28日から11月25日までの毎週火曜日(全5回)、保育所や幼稚園等で保育・教育に従事している保育者や絵本に興味がある一般の方を対象に、「絵本の読み聞かせ×サウンド・アートワークショップ」(講師:同学科教員 佐久本邦華/平中尚子/新城友紀)を実施し、14名が受講しました。
今回は、保育園の保育者や子ども達にも大人気の「三びきのやぎのがらがらどん」を題材に、絵本の読み聞かせや、読み聞かせに活かせる多彩な表現方法について、グループワークを通して楽しく学びました。
講座では、第1回に絵本の読み聞かせについて、語り方や持ち方などを学びながら、群読を通して「言葉」による表現を楽しみました。第2回は、絵本の中の「音探し」活動を通して、身近にある廃材や簡易楽器を使って絵本の世界のイメージをより広げる演習を行いました。第3回は絵本の作者、マーシャ・ブラウンの作品解説や絵の中の「色」について学び、グループワークでは絵本にでてくるトロルを想像しながら、皆でトロルを制作しました。

第4回は、絵本の読み聞かせとサウンドとアートを織り交ぜながら演出を考えました。最終回では全員で意見を出し合いながら一つの作品に仕上げ、成果発表を行いました。

受講生からのコメントより (アンケートより一部抜粋)
・初回の絵本の背景等、とても興味深かった。紹介して頂いた書籍を探して読んでみたい。
・今後、こどもに関わる活動をしてみたいと思った。
・一つの本から、お話しだけでなく色々な音が存在している事や色の構成等非常に勉強になり、絵本を読む楽しさが増えた。
・造形を皆で協力しながらするところが楽しかった。
・「絵本の読み聞かせ」の深まりを感じました。
・絵本(言葉)、造形(色)、音楽(音)のチャンプルーが楽しかった!
地域こども保育学科は、これまで積み重ねてきた教育活動を元に、沖縄という「地域」を軸として、これからの時代に求められる幼児教育・保育の在り方、こどもの健やかな発達を保証するための教育に取り組んでいきます。



