【英語コミュニケーション学科】産官学連携による商品開発にむけて

【掲載日】2022-07-19

地域社会や途上国で起こる課題を我がこととして考え、社会に出ると強く求められる課題解決能力の育成を図る英語コミュニケーション学科の講義「地域と国際開発論」(石原修非常勤講師:コープおきなわ)で、産官学連携によるアイスクリームの商品開発が行われています。

講義の中で、ガーナの児童労働問題や沖縄の黒糖在庫問題を取り上げ、その解決へ向けた取り組みとして「ガーナ産のチョコレート」と「伊平屋島産の黒糖」を使用したアイスクリームの商品開発が始まりました。

6月14日に行われた講義では、伊平屋村役場より農林水産課の西銘様にお越しいただき、伊平屋村におけるさとうきび生産の現状と課題を説明していただきました。

またこの日はJAおきなわ様より、材料として使用される伊平屋島産黒糖が学生達へ贈呈されました。

最後に、商品の開発に協力していただいているPLANNINGYAKA代表の屋嘉一彦様による商品説明が行われ、これまでの講義で持ち寄られた学生たちのアイディアをもとに製作したアイスクリームの試作が届けられ、学生たちは自分たちが考えた試作品を試食し、さらに意見交換を重ねました。

当日は琉球新報社様や日本農業新聞様が取材に訪れ、学生たちへインタビューしていました。

今後の講義では、学生たちが実際に伊平屋村を訪ねて、役場の方々への商品プレゼンテーションを行う予定で、開発した商品の販売に向けて動き出します。

学生たちが考案したアイスクリームの完成がとても楽しみです。