【観光文化学科】一般社団法人 沖縄県美ら海教育学校 星原貴保様に「海のSDGsと観光」について講義をしていただきました
【掲載日】2025-06-27
6月19日(木)、観光文化学科長 平野典男教授の担当講義「SDGsと観光」に、ゲストスピーカーとして一般社団法人 沖縄県美ら海教育学校の代表理事を務める星原貴保様にお越しいただきました。
星原様は沖縄の海をフィールドに、ダイビングやシュノーケルを主体としたエコツアー事業を展開し、【第18回エコツーリズム大賞 優秀賞】・【JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD 2023 大賞】を受賞されています。
今回は「海のSDGsと観光」をテーマに、持続可能な開発目標(SDGs)の一つである、「⑭海の豊かさを守ろう」に対して、沖縄の海の現状と課題解決への取り組み事例を、海の映像や、数値資料を用いてご紹介いただきました。
学生たちは「マイクロプラスチック」や、「サンゴの白化」、「海洋酸性化」など様々な課題に直面している現状を具体的に把握し、これらの課題解決に向けて、観光産業がどのように資することができるか、考えを深める講義となりました。
星原様、この度は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
【受講した学生の感想】
・海にはたくさんの課題があり、持続可能な海洋観光を行うためには「地域・環境・経済」の3つのバランスを保つことが大切だと知った。今日の講義を聞いて、今年の夏に1度はシュノーケリングを体験してみたいと思った。
・観光と聞くと楽しいイメージしかなかったのですが、観光客が増えることで、ごみが増えるなど海にも悪影響があることが分かりました。一方で、エコツーリズムやブルーツーリズムのように、自然や地域のことを大切にしながら観光を楽しむ方法もあることを学びました。
・海の豊かさを守ろうというゴールを達成するためには、地域の人が主体となって活動していくことが大切だと知り、私自身が海について知らなければならないと感じた。