キム学長から学生のみなさんへ(学長通信3)

【掲載日】2020-07-14

遠隔授業再開について
〜 隣人として尊重すること、危険性から身を守ること〜

突然の遠隔授業再開に対して学生会長からキム学長へのインタビュー(動画)を行いました。
学生会長 山内梨音さん(英語科2年次)

学生会長から学長へ zoomインタビュー(#stay safe #keep smile)
遠隔授業再開について
〜 隣人として尊重すること、危険性から身を守ること〜
新型コロナウィルス感染の危機感が薄れている中、衝撃的なニュースが次々と報じられました。東京では感染者数が200名を超える日が続いています。また、沖縄駐留米軍基地においてクラスター(集団感染)が発生しました。7月12日現在60名以上の米軍関係者が感染したというのですが、詳細は明かされていません。常識的に考えて、実態は報道以上に多いと思った方が良いでしょう。
このことを受けて、本学では緊急に2週間の対面授業停止措置を取ることになりました。放置すると、キャンパス内で感染の影響が現れてくる可能性があるからです。遠隔授業は、先生方の準備が整い次第順次行いますので、ホームページで毎日確認してください。
アメリカ合衆国のコロナ感染者数は現在332万人と世界でも群を抜いて最悪です。米軍の感染者総数(6日時点)も3万人と報じられています。沖縄は、地理的にアメリカ社会から遥かに遠いはずなのに、実は最も近いところに位置していることを改めて知ることになりました。
また、他の地域や社会や文化、そして人々のことを理解することの大切さの中には、その対象を隣人として尊重すると共に、いかにその危険性から身を守るのかということも含まれます。アメリカだけではなく、私達は様々な人々に取り囲まれて生きているのです。その人々の事をどれだけ理解するのか、いかに付き合うべきなのかは、また、自身の身を守ることにも繋がります。
2週間後、元気な皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
2020年7月14日
沖縄キリスト教学院大学
沖縄キリスト教短期大学
学長 金 永秀(キムヨンス)

PAGE TOP