【交流センター】「2021年度後期派遣 留学セミナー」を開催しました。

4月8日(木)、国際平和文化交流センター(以下交流センター)主催の「留学セミナー」を実施しました。このセミナーは、留学を志す学生を対象に、よりよい留学計画を構築するための情報提供を目的としています。

当日は新型コロナ対策を充分整備した上で開催し、新入生を中心に39名の学生が参加しました。

まず交流センター担当職員による開会の挨拶からはじまり、

図書館スタッフによる留学フェア、海外関係図書の紹介が行われました。

 

続いて、2020年度前期の在学留学特別奨学金2名の学生が登壇し、留学中の体験について発表してくれました。留学費用や、現地の授業内容の難しさなど、具体的なレポートとなり、大変興味深いものでした。

 

発表者1)浦崎隆成さん(英語コミュニケーション学科3年)

     留学先:ポートランド・コミュニティ・カレッジ(米国オレゴン州・協定校)

発表者2)上間香音さん(英語コミュニケーション学科3年)

     留学先:長榮大学(台湾台南市・協定校)

 

特に今回、両名は新型コロナ感染拡大初期に留学をしたため、例年と異なる留学経験談となりました。米国、台湾それぞれの新型コロナ対策のもと、留学生活を送ることになった両名でしたが、その中でもめげることなく、前向きに学びに取り組んだことが語られ、逆境を通して大きく成長したことが、今回の留学体験談発表を通して伺えました。

更に、キリ学OGで、今年8月からフィンランドのトゥルク大学大学院に進学予定の島袋里穂さんもセミナーに駆け付けてくれました。後輩の留学体験談に聞き入りつつ、学生への一言メッセージの依頼にも応えていただき、セミナーの内容がより華やかなものとなりました。

 

その後、交流センター担当職員が本学の学内留学奨学金制度について説明をしました。

今年度から、「在学留学奨学金」制度の変更があり、新たに「優秀学生留学奨学金」制度が設けられたことを受け、制度の詳細について丁寧に解説を行いました。

最後に新型コロナ禍にあっての海外渡航の状況や、世界各国の入境情報について紹介し、今年度の留学奨学金制度も「条件付き(状況によっては留学取りやめ)」として募集を行う経緯を説明するとともに、今海外に出られないうちに、しっかり勉学に励み、語学力を磨く事が肝要と学生を激励しました。

 参加者からは、「実際に留学をした先輩方の話がとても刺激になった」、「留学の方法について、重要な点がまとめられて説明されていて、とても分かりやすかった」「留学奨学金を獲得するために勉学に励みます、モチベーションが高まった」などの感想がありました。

 国際平和文化交流センターでは、留学を希望する学生・卒業生へのサポートをしています。気軽に留学相談にお越しください。

  


【お問い合わせ】国際平和文化交流センター TEL:098-946-1295