【宗教部】「ロシアのウクライナ侵略に反対する平和礼拝」で学長声明を公示しました

【掲載日】2022-03-08

2月24日に突然始まったロシアのウクライナ侵略。その凄惨な地上戦の様子が連日報じられていますが、ロシアの隣国である日本、また77年前に沖縄戦で多くの命が奪われたこの沖縄、加えて沖縄キリスト教短期大学にはウクライナ出身の教員が在職している事から、この問題を決して他人事とする事はできません。宗教部が中心となり3月7日(月)10:00から、本学チャペルに教職員約50名が集い「ロシアのウクライナ侵略に反対する平和礼拝」が執り行われました。

本学金学長からは、この日の平和礼拝にて声明で一刻も早い停戦と平和の実現を強く発信されました。

 

学長声明全文

 

 

 

 礼拝後の報告では、ウクライナ出身の本学准教授:ポドリヤク・ナタリヤ先生がその苦しみや不安を涙ながらに語られました。その言葉に、参加している教職員の中にも目頭を押さえ、大きく頷く方々の姿が見られました。昨年のクリスマス礼拝以来となるチャペルでの礼拝。その内容は全く違ったものとなりましたが、一人の抱える痛みに連帯する所から沖縄キリスト教学院に連なる教職員が大きく一つに繋がったように感じられました。

 

 

 また、礼拝後から始まった「ウクライナ平和支援献金」では、すでに150万人以上とされるウクライナの難民を支援する国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と、ナタリヤ先生が長年繋がっておられる難病を抱えるこども専門病院「キエフ市立子ども神経外科センター」への支援を計画しています。