【地域連携事業】理科教育支援事業が1000回目の特別公開授業を行いました

【掲載日】2023-02-28

沖縄キリスト教短期大学では児童の「理科」への興味関心・意欲を高めることや、小学校教員の理科指導力向上という地域課題の解決に向け、西原町教育委員会との地域連携事業に関する協定に基づき、西原町立の小学校教諭並びに児童を対象に英語科内間清晴教授、保育科照屋建太教授、公益財団法人沖縄こどもの国職員の髙江洲義尚氏が年間72コマの理科教育支援事業を行っています。

14年目を迎えた今年度は通算授業回数が1000回を達成し、内間教授による特別公開授業も行いました。公開授業には新島悟西原町教育長をはじめ、西原町教育委員の方々、本学からも金永秀学長や與那原馨事務局長らが参観されました。

公開授業では、小学5年生のクラスで磁石に関する様々な実験を行い、児童たちは皆前のめりになりながら普段観ることのできない実験の様子に目を輝かせていました。まさに本事業の目的の一つである児童の理科への興味関心・意欲が高まる内容で、内間教授は授業が終わった後も児童たちから質問攻めにあっていました。

 

理科教育支援運営委員長 内間清晴教授のコメント

「西原町の職員の方から、今学年度中に支援授業回数が1000回に達すると言われるまでは、支援授業回数のことは全く頭にありませんでした。どのような実験を行い、どのような説明をしたら、児童たちが分かりやすく楽しいと思ってくれるのか、常にそのように考えながら毎回の授業に臨んできました。食い入るように実験を観て、歓声をあげて喜んでいる児童たちの姿は私たち支援者の励みとなり、これまでの支援授業に取り組むことができました。今回の特別公開授業後に、将来キリ短で理科の勉強がしたいという児童もいて大変うれしく思いました。今後も理科好きな児童を一人でも多く育てていきたいという目標を持ち続け、毎回の授業を大切に地道に歩んでいきたいと思いを新たにいたしました。」