特別講演「だれもが安心して過ごせる大学へ～LGBTQ・性の多様性をテーマに～」を開催しました

【掲載日】2024-06-28

沖縄キリスト教学院大学 英語コミュニケーション学科では、基礎ゼミ、フレッシュマン・セミナーⅠを受講する1・2年次の学生（約２００名）を対象に、「だれもが安心して過ごせる大学へ～LGBTQ・性の多様性をテーマに～」と題して、竹内清文氏（NPO法人 レインボーokinawa理事長、本学非常勤講師）をお招きし、講演を行って頂きました。

講演では、多様性（ちがい）を尊重できることで、うまく協力しあえるチームの形成や、心身の健康や命を守ること、そして、だれもが「自分らしく」生きやすい社会を築くことに繋がると話し、コミュニティや社会においてダイバーシティ・多様性を大切にすることの重要性を再確認しました。

また、「沖縄県 性の多様性尊重宣言（美ら島 にじいろ宣言）」や、男女で分けない個室の「だれでもトイレ」、「パートナーシップ制度」など、身近な取り組みにも目を向け、だれもが安心できるキャンパスを目指し、私たちにできることについても考えました。

参加した学生は、「LGBTQやSOGIについては、より身近になってきたように感じるが、アウティングをしない・させないことや、自分だけでなく、周りの人の『自分らしさ』を尊重することも大切にしていきたい」と語りました。