【報告】地域こども保育学科 海外幼児教育研修(台湾) 修了報告
●研修期間:2025年8月4日(月)~8月8日(木)(4泊5日)
●研修先:台南應用科技大學(台湾)
●参加者:地域こども保育学科生 10名
●引率者:照屋 建太 教授
2025年8月4日(月)~8月8日(木)にかけ、地域こども保育学科生10名と教員1名が台湾・台南にある台南應用科技大學にて海外幼児教育研修を行いました。本研修は、学生が国際的な視野と異文化理解を深めることを目的として実施され、ICT活用、園芸療育、乳児ケア技術、STEAM教育といった台湾最新の幼児教育について学びました。
歓迎式典では、現地学生と教員の温かい歓迎を受け、日本語の絵本の読み聞かせや沖縄の伝統的な踊りであるエイサーを披露しました。
協定校での研修は、ICTを活用したAI教材(mTiny)やプログラミング(Scratch Jr)、台湾でのICT教育の導入が進んでいることに多くの学生が刺激を受けました。また、葉拓を使ったトートバッグ制作を通して園芸療育の教育的意義を学んだほか、乳児人形を使った抱き方や入浴方法、誤飲時の応急処置などの実践的で多様なテーマの講義を体験しました。
また応用科技大学の附属幼児園と寶貝家庭幼児園を訪問し、現地の子どもたちと交流しました。ここでも学生は絵本の読み聞かせとエイサーを披露し、子どもたちの積極的な反応を通じて、言葉に頼らないコミュニケーションの重要性を再認識しました。最終2日間には、台南・高雄での市内観光で台湾の歴史や文化にも触れ異文化理解を深める貴重な機会となりました。
台南應用科技大學の多大なるご協力のもと、今年度より始まった新しい海外研修の実施でしたが無事かつ充実した内容で修了致しました。参加学生は、現地の皆様の温かさや人との繋がりの大切さを体験するだけでなく、進んでいるICTやプログラミング教育に刺激を受け、国際的な視野を獲得し、保育者としての実践力を高める貴重な機会となりました。