新入生対象 渡嘉敷島キャンプを実施しました
5月中旬、新入生を対象とした、渡嘉敷島でのキャンプを実施しました。
この渡嘉敷島キャンプは、キリ学・キリ短各学科で名称が異なり、「マリンブルーとかしき 国立青少年交流の家(以下交流の家)」に宿泊し、あるときは学科別に、あるときは合同でプログラムが展開されます。新入生同士や教職員との親睦をはかるとともに、学びの研修や、平和について考える機会を持つ、本学伝統の行事です。
<各学科におけるキャンプの名称>
・キリ学 英語コミュニケーション学科(以下英コミ)=「新入生オリエンテーションキャンプ」
・キリ短 英語科= 「English Camp」
・キリ短 保育科 = 「フレンドシップデー」
そして、「学生会」のメンバーが、本キャンプの実施スタッフとして、新入生を率いました。
初日の5月16日(水)はキリ学 英コミ1年次学生が先だって渡嘉敷島に入りました。交流の家の講堂にて、開会礼拝とともに、本学第3代学長、金城重明名誉教授による、「イエス・キリストとの出会い」と題したご講演がありました。金城前学長は渡嘉敷島のご出身で、戦時中、この島で集団自決を経験されました。そのあまりに凄惨な出来事から、その後歩まれた人生を通しての平和への想いが学生に伝えられました。この交流の家には、集団自決跡地があり、学生たちはその場に赴くプログラムも用意されています。「戦争の記憶の継承」もこのキャンプのテーマのひとつです。
2日目、5月17日(木)にはキリ短 英語科・保育科の1年次学生が合流しました。この日は学科別に、独自の学びのアクティビティが行われました。その日の夜、交流の家の体育館で「キャンドルナイト」が行われました。「学生会」メンバーが、後輩たちのために、フォークダンスや、フルーツバスケットなどのレクリエーションを用意。笑顔の絶えない夜となりました。
3日目、最終日の5月18日(金)は各キャンプ合同のプログラム「海洋研修」があり、照りつける太陽のもと、カヌーやシーカヤック、海水浴を思う存分楽しみました。その後、閉会礼拝をもってすべてのプログラムが終了し、学生たちは元気に乗船し、本島に帰ってきました。
今年度も大事なく、滞りなくキャンプを終えることができました。関係各位に心よりの感謝を申し上げます。
【お問い合せ】
沖縄キリスト教学院 学生課 098-946-1234