キム学長から学生のみなさんへ(学長通信4)

【掲載日】2020-09-04

保育科2年次教育実習生・保護者のみなさまへ
〜 コロナ禍での教育実習〜

保育科2年次教育実習生への学長メッセージ
夏真っ盛り、新型コロナ感染症の拡大、熱中症注意喚起の声を聞くことが多くなりましたが、学生の皆さんは元気で過ごされていると思います。
本来ならば、9月3日から始まる教育実習の準備等で気ぜわしい頃、そして、大きな期待と少しの不安が交錯して落ち着かない日々を過ごす頃です。しかし、今年は新型コロナ感染症拡大で沖縄県が緊急事態宣言レベル4を発出したことと、本学の教育活動基準を参照し、やむなく教育施設での教育実習を取りやめざるを得なくなりました。実習生はがっかりしたことだと思います。教育実習の意義や実習から得られる成果は充分承知しておりますが、目に見えない新型コロナ感染症は感染経路不明の罹患者が日々増加し人々に多大な不安をもたらせております。経路不明だからこそ、いつだれが罹患し、誰に影響を与えるかわからないため、皆様の安全・安心を第一に考えてだした結論です。どうぞご理解いただきたいと思います。学内では、実習指導担当の教員が、学内での教育実習(遠隔授業)を9月7日から11日までの5日間1日8時間に及ぶ学習内容を計画立案しております。外部講師による講話、学生同士のディスカッション等が予定されており多くのことが学べると思います。
どうぞ、5日間、力を入れて頑張っていただきたいと思います。

 

保護者の皆様へ
日頃より本学へのご理解ご協力に対し衷心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。
ご承知の通り、新型コロナ感染症はすべてのことに多大な影響を及ぼしております。これまでの大学での生活が一変し、学生及び教職員を困惑させております。「教育はFace to faceで」ということは十分承知しておりますが、現状では、学生の安全の確保が難しいのではとの結論で、本年度に限り、教育現場での教育実習は取りやめ、遠隔授業による学習内容の充実を図ることにいたしました。どうぞ、ご理解いただきたいと存じます。教育実習現場での実習と同じようにとは参りませんが、学生の学びの保証・持続のため、保育科教職員が一丸となって遠隔授業を計画立案しております。学生とより近い環境におられる、ご家族の皆様の励ましがこれまでより一層必要になると思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
2020年9月4日
沖縄キリスト教学院大学
沖縄キリスト教短期大学
学長 金 永秀(キムヨンス)

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