【英語コミュニケーション学科】企業が行う国際協力について学びました

【掲載日】2023-06-21

 

6月16日(金)英語コミュニケーション学科「国際協力論」の講義にHARVEST MOON株式会社代表取締役下川樹也様をゲスト講師としてお招きし、下川様が長年行っているケニアのローカルビレッジでの安全な水の供給やコミュニティ開発によって現地の人々の暮らしを豊かにする取り組みなどを紹介していただきました。

ケニアでの孤児院や小学校の建設をはじめ、現在は水事業や、労働環境の確保、農業支援なども行っており、そうした取り組みの結果今ではケニアの方々が日本の困っている方へ寄付をするなど、想像していなかった出来事に遭遇できている喜びを語っていました。また講義の中では、ケニアで出来る取り組みのアイディアを学生に募り、「Tiktokを活用して現地の様子を広める」や「現地で音楽フェスを開催する」などのアイディアを今後実際に取り組んでいくと約束していました。そしてアイディアが選ばれた学生には下川様自身が現地で撮影したポストカードがプレゼントされました。

最後に下川様は、「とにかくやってみること」の大切さを学生たちに伝え、学生たちにとっても多くの事を考えるきっかけとなる講義となりました。

下川様、この度は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

 

【受講生の感想(一部抜粋)】

  • お金をかけて発展途上国の人達を助けるのだけが国際協力じゃなくてお金をかけなくてもイベントを開催したりして現地の人と心を通わせることも国際協力のひとつだと感じました。
  • 活動先で生死を彷徨う出来事を何度も経験されたけれど、その中で強い意志を持ち、前を向いて進んできたというお話を聞いて、その姿勢に感銘を受けました。そして、これだけの熱量はどこからのものなのかとお話を聞く中で感じていましたが、下川さんは「楽しいから続けられている」と仰っていました。この言葉には私もとても納得し印象に残っています。
  • 1番驚いたのは、アフリカから沖縄の母子家庭に寄付をするという知らせを聞いた事だ。なぜなら、日本がアフリカに寄付する事例は当たり前のようにあるが、アフリカから沖縄に寄付する事例は1度も聞いたことがないからだ。私は沖縄県民として、感謝の気持ちを表さなければならないと感じた。
  • ボランティアにも限界があるが、できることは沢山あることを知った。お金が必要なことが沢山あるが、(みんなの意見の中には)お金が必要じゃないボランティアも多くあってよかった。
  • 孤児院卒業生とは、卒業した後もずっと関係が続いていて家族感がすごい強かった。下川さんが現地の方に伝えた言葉で「今は助けるけど次はあなたが助ける番が来る」という言葉は感動した。国際協力は心が大事だと感じました。