~しまくとぅばの『っうとぅ(音)』から見えてくること~ 沖縄ハンズオンNPOワークショップ

【掲載日】2023-07-19

▲沖縄ハンズオンNPO、本学教員および参加した学生の皆さん

 

沖縄ハンズオンNPOから、本学卒業生を含む講師3人をお招きし、しまくとぅば短編ドキュメンタリー「思事叶果報(うみじとぅかねぇがふう)」の上映とワークショップを行いました。

 

身近な地名や家族の名前が持つ、しまくとぅばでの『本当の名前』を再発見しながら、琉球諸語が危機的状況におかれる要因となった歴史的背景や、『くとぅば(言葉)』が自己のアイデンティティや文化、社会にどう影響を与えるのか、ひもといていきました。

 

▲沖縄ハンズオンNPO 宮里・モラノ・ジュンさん

 

また、同NPOでの活動から見えてきた、若者がしまくとぅばや沖縄・琉球の歴史、文化を学ぶことの葛藤や課題も共有して頂きました。

 

講師の1人、宮里・モラノ・ジュンさんは「視点が変わると、(世界の)見方が変わる」と話し、しまくとぅばを通して、歴史や文化、習慣に触れることの大切さを語りました。

 

▲この日の学びを振り返る参加した学生

 

参加した学生の中には、自身の卒業研究と共通する部分も多く、「(その土地の)アイデンティティや文化、伝統を伝える手法についても学ぶことができた」や「(これまで知らなかった)自分のルーツについても知ってみたいと思うきっかけになった」と、この日の学びを振り返りました。