【卒業生の声】地域こども保育学科

保育科 2022年卒業|嘉手納高校出身
【勤務先】嘉手納町第二保育所
男性の同級生との出会いは一生の宝
中学生の頃から既に将来の夢は保育士でした。実現に向けてまず保育系の授業がある嘉手納高校へ進学し、さらにキリ短の保育科へ進みました。卒業後は念願の保育士になり、現在4歳児クラスを担当しています。2年間の学生生活では保育の基礎を徹底的に学ぶことができました。基礎がしっかり築けていないと、実践の場で上手く応用ができません。子どもたちに即した保育をするためのヒントが、短大で学んだ基礎的な授業には詰まっていると実感しています。また、キリスト教保育と一般保育の両方を勉強できたことも、キリ短に入学したメリットの一つです。どんな保育園に行っても通用する知識を身につけられたと感謝しています。男性の保育士はまだまだ少ないですが、キリ短で貴重な男性の同級生と出会えたことも今の自分を支えています。

保育科 2021年卒業|嘉手納高校出身
【勤務先】学校法人キリスト栄光学院 名護栄光幼稚園
一生の財産になる仲間が見つかる
現在キリスト教系の幼稚園で働いており、子供たちの毎日成長する過程に立ち会えることに大きな喜びを感じています。私自身、現在の職場である幼稚園の姉妹園の出身であり、キリスト教学を学ぶために、キリ短へ進学しました。希望通り「隣人愛」などの教えを学ぶことができたと同時に、発達心理学などの充実したカリキュラムのおかげで、広い視点で保育というものを理解できたと思います。また2年間という限られた時間だからこそ同級生との絆は深まり、今でも相談し合える良い仲間ができました。これからキリ短へ入学を考えているみなさま、2年間はあっという間です。ぜひ共に励まし合える仲間を見つけてください。保育の現場は大変なことも多いですが、その仲間がきっと困難を乗り越える力になってくれるはずです。

【勤務先】社会福祉法人ハイジ福祉会 幼保連携型認定こども園 ハイジこども園
すべて保育の現場で活きると実感
ピアノ室や図書館など充実した環境設備や、独自のカリキュラム「地域子育て支援実習」があることに魅力を感じて進学を決めました。大学では同じ目標を持つ仲間に出会い共に学べたことが一生の宝物です。保育士として勤務して3年。 現在は2歳児の担任として製作遊びや運動遊びなど様々な活動や、生活習慣の習得に向け、子どもの自分でやろうとする気持ちを見守り援助しています。子ども達の日々成長していく姿を身近に感じ楽しく保育できています。


保育科 2022年卒業|首里東高校出身
【勤務先】宜野湾市 我如古児童センター
今の仕事に直結している
児童センターに勤務していて、0歳児~18歳までの学習支援や遊びの支援が主な仕事内容です。学童が併設されているので、その児童も一緒に参加できるような遊び方を考えたり、毎月の行事を企画、運営したりと、多年齢児を対象とした施設ならではの苦労もありますが、その分やりがいも大きい職場です。私自身も児童センターに子どもの頃ずっと通っており、いつしか自分もここで働いてみたいと思うようになりました。キリ短はその夢をかなえる場所で、子どもとのかかわり方を一からしっかりと学べました。学生生活のほとんどがコロナ禍だったため、多くの授業がリモートでした。そのため対面での授業は貴重で、特にグループワークでの実践的な学びは今でも役立っており、また同級生との交流も今でも盛んに続いています。


保育科 2018年卒業|美来工科高校出身(山口さん)
保育科 2022年卒業|北谷高校出身(兼島さん)
【勤務先】社会福祉法人稲穂会 子どもの森保育園
実践的な保育の知識を身につける
保育科を卒業して数年が経ちますが、保育園での仕事をとおして、学生時代に学んだことがダイレクトに活きていると実感する毎日です。例えば子どもの成長のステージに応じた保育の仕方など、まさに講義で教わったこと、勉強したことがそのまま使える場面ばかりで、実践的なカリキュラムを学べる環境に身をおけたことの幸運を感じずにいられません。在学期間中はコロナ禍に見舞われたため、本来受けるべき実習を受けられない場面も多々ありましたが、限られた時間だったからこそ、より集中して取り組むことができました。これから入学される方、在学中の方は、限られた学習時間をフルに活用して、存分に勉強に励んでいただきたいと願います。必ず社会に出て役立ちます。(兼島)


保育科 2022年卒業|コザ高校出身
【勤務先】社会福祉法人虹の色福祉会公私連携型 幼保連携型認定こども園
田場こども園
子どもたちに寄り添い、同じ目線に立つ
こども園に勤め始めて3年目を迎え、現在は5歳児クラスを担当しています。子どもたちと同じ目線に立つことで、毎日新しい気付きや視点を子どもたちから学び、教えてもらっていると感じます。教える立場だからといって「やってあげる」という上からの目線では、このような学びはなかったように思えます。キリスト教の考え方である「奉仕の精神」を持ち、子どもとに寄り添うことが大事だと理解できたのは、キリ短で学んだからこそだと思います。在学中はコロナ禍に当たってしまいましたが、リモート学習を活用しながら、限られた時間のなかで先生方のサポートもあり、対面での講義をより充実させられましたし、仲間との絆も深まりました。


保育科 2023年卒業|沖縄水産高校出身
【勤務先】浦添市立宮城っ子児童センター
勉学とコミュニケーション能力アップに邁進
浦添市の児童センターで、0~18歳の子どもの利用者に対して、遊びや勉強を教える仕事をしています。幅広い年齢の子どもと接することは学びも喜びも多様でやりがいを感じています。キリ短入学時から将来の目標は児童センターで働くことでした。その目標を叶えるためにとにかくがむしゃらに勉強をしていましたが、特に活きていると感じる学習は、グループワークです。クラスメイトや先生方とディスカッションする機会が多く、その中で様々な意見を受容すること、客観的な視野を持つことの重要性を学び、今の職場で子どもたちへの対応に役立っています。これからもこの経験を土台とし、児童厚生員の資格取得を目指し、さらにスキルアップしていきたいと思います。
